ご来院ケースのご紹介/犬

ご留意:患部の画像なども掲載しておりますので、閲覧の際はご留意願います。

<Q1.おしっこに血が混ざっています!>・・・膀胱結石

江東区潮見の動物病院 
術前 X線所見
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膀胱結石摘出中
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術後 X線所見
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膀胱縫合中
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摘出された結石

血尿が出たということで来院されました。レントゲン検査の結果、膀胱結石と診断し手術を行いました。
X線からも分かるように大小いくつもの結石が膀胱内にあったため、取り残しの良いように慎重に手術を勧め、それらを完全に取りきった後、膀胱内洗浄も行い定法通り縫合を行い閉復しました。
術後X線には結石の取りきられている様子が分かります。

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<Q2.おしっこが出にくくて赤いです>・・・尿道結石

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術前 X線所見
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尿道の粘膜越しに結石が見える(矢印部分の黒っぽい所)
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術後 X線所見
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尿道結石摘出中
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摘出した結石
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術後行った膀胱内洗浄で出て来た砂状の小結石群

頻尿・血尿・排尿困難を訴えて来院されました。X線所見にて尿道結石と診断(赤丸内)、同時に腎結石(赤矢印)も発見しました。高齢の事も考え、排尿痛とやや閉塞気味の尿路確保のため尿道結石摘出手術を行う事となりました。
ワンちゃんの男の子の尿道の手術は出血が多くなるため、出来るだけ手早く行い結石の摘出を行います。術後膀胱内洗浄を行うと、尿中に砂状の小結石が多く出てきました。洗浄採取した尿に砂状結石がなくなった所で洗浄を終了とし、術後所見にて結石摘出したことを確認しました。結石の分析結果は、シュウ酸カルシウム結石でした。

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<Q3.おやつを食べたら、歯が欠けてしまいました>・・・歯冠の修復

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正常な臼歯
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破折した臼歯

ワンちゃんにおやつを与える事は悪くはないですが、与える物が硬すぎる事によっては健全な歯であっても割れることがあります。歯の歯垢は、硬いもので落とすと勘違いされていませんか?また、家の中にある椅子やテーブルをかじる癖があると、その行為で歯が割れる事もあります。
このようになってしまったら、全身麻酔をかけて歯を修復してあげないと、その割れた部分から細菌が入り化膿を起こします。人間と同じような処置になりますが、動物の場合必ず全身麻酔になるので、麻酔リスクも考慮しなければいけないでしょう。また、歯の形状から今後はあまり硬い物を与えると、処置した部分が取れることがあるので、今後の食生活において制限をしなければならない事になります。


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修復した臼歯

『硬いものを与えて、歯を丈夫に!』ではなく、毎日のブラッシングでケアを行うことが最良なのです。

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<Q4.口が臭くて、食べづらそうです>・・・歯石・歯周病

 症例1
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歯石のついた奥歯と歯周病
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歯石除去後、歯周病のため歯肉の後退が
みられ、歯が歯肉から浮いたように見える

『食事を食べづらそう』、『最近口がすごく臭い』といった訴えで来院しました。原因は、重度の歯周病と歯石の付着によるものでした。このように歯が虫歯のようになっても、人間と違いあまり痛がらずに食事を続けてしまうため、飼い主さんが分からずに過ごしている事が多い病気です。
全身麻酔下でスケーリングを行い歯石を除去しましたが、歯肉の後退が著しく多くの歯を抜歯することになってしまいました。悪い歯は抜歯をすれば良いですが、実はこの状態は歯周病を引き起こしていて、歯周病が心臓病や腎臓病になってしまうことをご存知でしょうか?
これらの病気は、一度悪くなるともう元の状態にはできません。進行速度を遅くするような治療しかできないのです。そのため、歯周病にしないようにする『予防』が大切なのです。歯石を予防するには毎日の歯ブラシによるブラッシングに勝るものはありません。そのため、出来れば子犬の頃からブラッシングのしつけをしておくと、このようなひどい歯にならずにすむでしょう。

 症例2
江東区潮見の動物病院  小型犬には犬歯の乳歯が残ってしまうことが多いです。それは、顔が小さいため歯が隙間なく生えていて、本来抜けるべき乳歯が残ったまま永久歯が生えてきてしまうからです。そしてその犬歯の乳歯を残していると歯の並びも更に悪くなり、歯と歯の間に隙間ができ歯石が付きやすくなります。人間と違い目立った臨床症状がないのでそのままにしがちですが、写真のように歯石が付着しやすくなり、その結果歯周病になりやすくなります。歯並びも悪くなれば、乳歯を抜歯しても歯石のつきやすい歯になるため、出来るだけ1歳未満での乳歯抜歯をお勧めしています。
先ほど述べたとおり、歯周病になることにより心臓病・腎臓病などの命にかかわる病気になります。ただ口が臭くなるだけではなく、皆さんの大切な家族の命が危機にさらされてしまうのです。なかなか『歯周病=心臓・腎臓病』ということはイメージしにくいですが、もし歯石があるなら早めに病院で除去することが重要です。

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<Q5.お腹がすごく張って苦しそうです>・・・子宮疾患

江東区潮見の動物病院 

子宮蓄膿で膨満した腹部と分泌物で
外陰部が汚れているチワワ

近年は、女の子のワンちゃんは動物病院へ行けば当たり前のように避妊手術を勧められると思います。その理由は、子宮水腫・子宮蓄膿症といった病気予防だけでなく、乳腺腫瘍を予防する意味もあります。健康体で元気なワンちゃん達に手術を行う去勢・避妊手術は手術に対するリスクは比較的低いですが、病気になった動物達への手術に関してはリスクが高くなります。子宮疾患に関しては、子宮卵巣全摘出を当院では行っていますが、内科的には治療は困難です。そのため、体調が悪化した状態での手術や、かなり高齢になってからの手術といった高リスクの手術となるため、出来るだけ若く健康体のときに不妊手術を受けることをお勧めします。

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チワワの腹腔内にあった膿の充満した巨大な子宮体

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子宮水腫(白丸内)により膨満
した腹部(白矢印)のX線画像

子宮水腫の場合、身体にほとんど異常をきたさない事が多いため、ただの肥満と勘違いしやすく、発見が遅れることも多いです。

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術後正常な状態に戻った
腹部X線画像

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手術中腹腔内から露出させた
水腫様の子宮

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<Q6.最近動悸が激しくて咳が出るんですが・・・>・・・心疾患

江東区潮見の動物病院 

肺水腫により呼吸困難を呈した
胸部X線画像
(肺野がすりガラス状に白く写っている)

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利尿剤などの投与により、
肺水腫が改善した胸部X線画像
(肺野の白さがなくなっている)


僧帽弁閉鎖不全症のエコー画像

ドップラー法により、
心臓内の血液の逆流が色調で分かります
(黄緑から水色に見える部分)

心疾患には色々なタイプのものがあるのですが、それらは病態が進行するまでなかなか臨床症状が現れません。多くは聴診やX線により発見されることが多いですが、症状が出た場合は皆さんが考えているよりも重度になっていることがほとんどです。その中でも多くのワンちゃんが罹患する僧帽弁閉鎖不全というものがあります。
僧帽弁とは、左心房から左心室の間にある弁で、この弁がうまく閉鎖できなくなって血液の逆流が起こります。そのため雑音が聞こえるようになり、逆流により血液の渋滞が起こり高血圧となるのです。その状態が更に悪くなることで、肺に体液が溜まる『肺水腫』を起こして、一歩間違えると呼吸困難で死に至ることもあるのです。この病気と診断をされた場合、心臓の薬を投与していかなければなりませんが、現状の維持か進行を遅らせる治療しか出来ないため、一生涯投与が必要となります。

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患者様ご来院エリア:江東区 豊洲 東雲 辰巳 有明
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